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配属を希望するみなさんへ

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物理学輪講

 山崎研究室では4年生の卒業研究として、前期は宇宙物理学に関する教科書の輪講を行うセミナーを週に1回行います。以下は、これまでに輪講を行った教科書です。
「ブラックホールと高エネルギー天体現象」(小山勝二・嶺重慎編, 日本評論社)
「天体物理学の基礎Ⅱ」(観山正見・野本憲一・二間瀬敏史編, 日本評論社)
「高温プラズマの物理学」(田中基彦・西川恭治、丸善)
「The Physics of Astrophysics vol.Ⅱ;Gas Dynamics」(Frank H.Shu,Univ.Sci.Books)
「Physics of Collisionless Shocks」(A.Balogh & R.A.Treumann,Springer)
 後期は各自個別のテーマが与えられ、より専門的なセミナーや論文を読んだり、数値シミュレーションを行うことを通じて、宇宙物理学の研究に触れてもらいます。 春・秋のピクニック、夏の合宿などの研究以外の行事も行われています。

山崎からみなさんへ

 宇宙物理学は応用物理学的側面が強いです。これまでにわかっている基礎物理学の知識を総動員して未知の天体現象に挑む、そんな感じです。ですから、宇宙物理の研究を行う際には、必然的に広範な知識が要求されます。大学の学部4年間でならう物理学の理解は必須で、これをおろそかにしているようでは宇宙物理学の研究はできません。とはいっても、これは当然のことながら、一朝一夕に身に付くものではなく、3年生までに基礎科目を完全にマスターするのは大変ですから、研究しながら関連する物理を学んでいくという姿勢でいいと思います。実際、僕はそのようなスタイルで物理の勉強をしてきました。
 みなさん、一緒に宇宙物理学を研究してみませんか?
 また、大学というところはどのような場で何を学べるのか、 と興味のある高校生のみなさんや大学に入学したての学生さんには、 永田和宏著「知の体力」(新潮社) を一読することを薦めます。 「大学は何をするところなのか?」という「問題」に対する「こたえ」を 見つけることができるかもしれません。 この本には、山崎が学生さんに伝えたいこと(実際、私の講義や研究室で、別の表現で話してはいる) を明快に説明してくれていると思います。 日本の高校生・大学生みんながこの本を読んだら日本の未来も明るいとさえ思いますが、 この本を当学科の新入生全員に配布するなどしようものなら主任に怒られる気がするので(笑)、 著者には申し訳ないですが、この場でこっそり紹介するくらいにとどめておきます。