研究室紹介
複雑系の物理
松川 宏：摩擦の物理
紙から分子、粉体、地震に至る様々な摩擦現象を理論的数値的および実験的に研究し、その普遍性と個性を解明する
物性物理学理論
古川 信夫：固体電子物性理論、計算機物理学研究
巨大磁気抵抗物質や高温超伝導体における量子多体効果
コンピュータシミュレーションを用いたデバイス材料の物質設計
坂上 貴洋：高分子物理学、統計物理学研究
細胞内での物質輸送や、DNA・染色体の動態・機能をはじめとした生命現象についての物理的な研究
物性物理学実験
下山 淳一：超伝導体、機能性物質の研究
新しい高温超伝導体の設計と探索
機能性物質の開発と物性制御
前田 はるか：原子・分子・光物理に関する実験研究
光との非線形相互作用に基づく原子の量子制御
冷却リュードベリ原子を用いたメゾスコピック系の研究
北野 晴久：物性物理（超伝導、電荷秩序）研究
超伝導体や電荷秩序物質における電荷ダイナミクスの探求
固有ジョセフソン接合の位相ダイナミクス解明と量子ビット応用
生物物理学実験
三井 敏之：表面科学、生物物理学研究
細胞のダイナミクス
ナノデバイスの生命科学への応用
富重 道雄：生物物理学、一分子生物学研究
分子モータータンパク質の一分子計測
多数の分子モーターによる秩序形成
宇宙物理学理論
山崎 了：宇宙物理学の理論的研究
ブラックホール誕生の瞬間、ガンマ線バーストの起源
高エネルギー宇宙線、高エネルギーガンマ線の放射天体の解明
宇宙の出来事を地上に再現する：実験室宇宙物理学
宇宙物理学実験
吉田 篤正：高エネルギー宇宙物理学、トランジェント天体研究
人工衛星等を用いた天体現象の観測的研究および観測装置の開発
主にX線・γ線領域での観測にもとづく突発天体現象の研究
坂本 貴紀：高エネルギー・重力波天文学
重力波源の電磁波対応天体の探査
高エネルギー突発天体の観測的研究
数理科学
市原 直幸：確率論と偏微分方程式の研究
確率最適制御問題の研究
ハミルトン・ヤコビ・ベルマン方程式の研究
杉原 正顯：数値計算基本アルゴリズムの研究
Sinc近似に基づく超高精度数値計算アルゴリズムの研究
大規模連立一次方程式の数値解法の研究
竹内 康博：微分方程式、数理生物学研究
生物を含む複雑現象の数理モデルを用いた解明
伝染病の伝播、HIVと人間の免疫系の闘いなど
谷口 健二：微分方程式の表現論による研究
リー郡や、リー環の表現論に現れる微分方程式系の解析
表現の幾何学的不変量の構成とべき零軌道の幾何
中山 裕道：位相幾何学に関する研究
力学系理論の位相幾何学的研究
低次元トポロジーの研究
西山 享：リー群の表現論の研究
リー郡や、リー環、量子群などの表現論の代数的手法による研究
表現論に現れる幾何学や組み合わせ論、不変式論の研究
増田 哲：非線形可積分系
パンルヴェ方程式、離散パンルヴェ方程式の研究
非線形可積分方程式の解の構成
松本 裕行：確率論とその応用に関する研究
確率過程がもつ諸量の確率分布についての研究
確率解析を用いた微分作用素の解析
