How to Make a PC Node: Part III

メモリ、フロッピー・ドライブ、CPU を取り付けます。

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  1. メモリーと CPU を取り扱う前には、必ずどこか建物の金属部分に触って、身体に溜まっている静電気を放電して下さい。静電気で回路が破壊される場合があるからです。また、差し込まれる部分(金色の歯の列)は、作業中は決して指で触らないようにして下さい。メモリーの差し込み口はマザーボードの前面寄り上方にあります。黒い差し込み口の両脇に白い爪が付いているものが四つ並んでいます。この内、背面寄りの二つに 128 MB のメモリーを一枚づつ差します。まず差し込み口の爪を両脇に倒します。静電気を放電をした後に袋からメモリーを取り出します。メモリの差し込み歯には二ケ所に凹みがありますが、これがマザーボードの差し込み口の中にある二ケ所の突起にきちんと対応するようにあてがい、強く押し込みます。(かなり力が要ります。)きちんと奥まで嵌まると、両脇の爪が自然に起き上がってメモリーを押さえます。



  1. CPU の取り付けは後回しにして、フロッピー・ドライブを取り付けます。第6項で前面パネルから取り外した蓋の開口部からフロッピー・ドライブを差し入れます。このときフロッピー・ドライブの前面のボタンとランプがフロッピーの差し込み口より下になるのが、正しい向きです。フロッピー・ドライブの前面が外箱の前面と一致する位置でネジ止めします。ネジは、外箱に付属している内で、頭に帽子の縁のようなものが付いているものを使います。側面の両側二ケ所ずつ、合計四ケ所を留めます。



  1. フロッピー・ドライブをマザーボードと外箱の電源に接続します。まず、マザーボードに付属している灰色の幅広のケーブル二つの内で、幅がやや狭い方を取り出します。赤い色に塗られている線を、以下で「一番ケーブル」と呼びます。ケーブルの途中に捩じれた部分がありますが、それに近い側のコネクターがフロッピー・ドライブに接続されます。まず、それと反対側のコネクターをマザーボードに差すことにします。差し込み口はメモリーの差し込み口の更に前面寄りにあり、最も縁に近い黒いソケットです。一番ケーブルが上方に来るように差し込みます。次に、外箱の電源ケーブルをフロッピー・ドライブに接続します。フロッピー・ドライブ用の電源ケーブルは、外箱の電源部から伸びているケーブルの内で最も幅の狭いものです。このケーブルをフロッピー・ドライブの奥側のソケットに差し込みます。最後に、先程マザーボードに接続した幅広のケーブルのもう一方のコネクターをフロッピー・ドライブの手前側のソケットに差し込みます。このとき赤い一番ケーブルが一番奥になる向きに差し込んで下さい。



  1. いよいよ CPU を取り付けます。取り扱う際には放電を忘れないで下さい。また、金色の接続部も決して触らないように。さて CPU にはファンの電源ケーブルが付属しているので、まずそれの白い方のコネクターを CPU に取り付けます。ファンがコンピューターの前面を向くように CPU をマザーボードの取り付け金具に滑り入れ、強く押して差し込みます。



  1. もう一つの CPU も同じように取り付けます。ファンのケーブルを忘れずに。



  1. CPU のファンの電源ケーブルをマーザーボードに接続します。差し込み口は、前面寄りの CPU 用がその CPU の更に前面寄り上方の茶色のもの、背面寄りの CPU 用がそのCPU の更に背面寄り上方の茶色のものです。後者については茶色の口が二つ並んでいますが、そのうちの下方を使って下さい。


  1. 最後に、マザーボードの電源ケーブルを接続します。外箱の電源部から伸びているケーブルの内で最も幅の広いコネクターを使います。これを、背面よりの CPU の更に背面側の白いソケットに差し込みます。


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