T.A. Kaplan 教授(現在ミシガン州立大学名誉教授)は長年にわたり、磁性および強相関電子系の理論的研究において活躍され、 スパイラル・スピン構造の発見、長距離秩序をともなわない相転移の提唱など、 多くの重要な貢献をされてきた国際的に著名な研究者です。
今回物理学科ではKaplan教授をお招きして、以下の日程で学部4年生、大学院生および若手研究者を対象とする連続講義をして頂きます。 多数の聴講を歓迎します。なおこの集中講義の時間にあたる大学院の講義は 集中講義に振替えられますので、大学院生は必ず聴講して下さい。
講義では巨大磁気抵抗に関連して注目を浴びている2重交換相互作用や強相関系の基礎的な模型であるハバード模型について初歩的なところから講義して頂く予定です。
講師:Professor T.A. Kaplan(Michigan State University)
場所: 青山学院大学 理工学部 一号館 5階 1538号室
時間割:10月11日(水) 10:40−12:10
12日(木) 10:40−12:10
17日(火) 11:10−12:40
18日(水) 13:00−14:30
19日(木) 10:40−12:10
24日(火) 11:10−12:40
講義題目: Magnetism in Strongly-Correlated-Electron Systems
なお、講議とは別にコロキウムでも話をして頂くのでそちらにも是非参加して下さい。
場所: 青山学院大学 理工学部 一号館 5階 1538号室
日時:10月20日(金) 16:30--18:00
講演題目: Spin and Charge Excitations in Doped Manganites(CMR Materials)