このように過去レポートなどの他人のレポートを 写さないように指示しても必ず写す人がいます。 おそらく,レポートを提出しないよりはマシだろう, 出席の代わりだろうから出しておかなければ, という考えで写しているのだろうと思います。 写したと思われるレポートで高得点を得たり 高く評価されているものはほとんどありません。 もし写したレポートで高い評価を狙っているなら それこそ愚の骨頂です。 出直してきた方が良いですね。 採点している側からすると, 写したレポートを提出して良い成績を得ようとすることは, よほどうまく写しているか完全に理解してから写さないと ほとんど不可能に近いように思います。他人のレポートでも,内容を自分で納得したり あるいは理解してから写すならまだマシです。 それなりの評価も得られるかもしれません。 しかし納得も理解もしないで写そうとすると 間違いに気が付かない場合があります。私が担当しているある実験で, 間違ったことを書いているレポートが大変多かったことがあります。 実験中にヒントや解説をしているにも関わらずです。 原因は間違った過去レポートでした。 過去レポートを写すことは本人の為でない, 解析や考察は自分で考えて始めて意味がある, などという立派なことを言えるほど偉くありませんが, せっかく書いたレポートに0点を与えるのは少々忍びないのです。 忍びないのなら0点を与えなければ良いと思うのですが, 間違ったレポートに点を与えるわけにはいかないので仕方ありません。 実は学期の途中早々に原因を突き止め,間違い過去レポートを指摘したのです。 それにも関わらず写したレポートです。 0点なのは当然。 というわけで,そのテーマのレポートは散々な点数でした。
このように他人のレポートを写すということは, もしかしたら単位を落とす可能性まで含んでいます。 そういう意味で他人のレポートは写さない方が賢明なのです。 それでも写そうと思っている人は別に止めません。 少なくとも内容を納得して理解してくれれば,いずれ役に立つときが来るでしょう。 ただ高いレポート評価は得られないということは考慮しておいて下さい。
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