講演者:御領 潤氏(名古屋大学 理学研究科) 日時:10月 16日(金) 午後4時30分から 場所: 青山学院大学 理工学部(相模原キャンパス)L棟6階 L603室 題目: 「トポロジカルな絶縁体」 要旨:  最近、トポロジカル絶縁体と呼ばれるものが盛んに議論され ています。これらの絶縁体は、試料の境界にあらわれる金属的 な状態(エッジ状態)によって特徴付けられており、量子ホー ル効果や量子スピンホール効果といった現象が起こります[1]。 今回の講演では、金属と絶縁体の知識だけあれば大まかには解 るように、出来るだけ簡単にトポロジカル絶縁体についてお話 ししようと目論んでいます(無理かな?)。 また、最近行なった私達の議論についても触れる予定です[2]。 [1] C. L. Kane and E. J. Mele,Phys. Rev. Lett. 95, 146802 (2005); C. L. Kane and E. J. Mele,Phys. Rev. Lett. 95, 226801 (2005); B. A. Bernevig, T. L. Hughes, and S.-C. Zhang, Science 314, 1757 (2006). [2] Jun Goryo, Nobuki Maeda, and Ken-Ichiro Imura, arXiv:0905.2296 ---------------------------------