講演者:薩摩 順吉 氏(青学大理工・物理・数理) 日時: 6月  1日(水)  午後4時30分から 場所: 青山学院大学 理工学部(相模原キャンパス)L棟6階 L603室 題目: 「超離散」 要旨: 現象を解析するための主な道具として、ニュートン・ライプニッツ以来何世 紀にもわたって、微分方程式が用いられてきた。微分方程式は独立変数、従属 変数ともに連続な値をとる系である。しかし、20世紀後半のコンピュータの 実用化以来、独立変数が離散的である差分方程式の重要性が増してきた。また、 セルオートマトンのように従属変数も離散的である超離散系も現象解析の手段 となりうる可能性が出てきている。ここでは、連続系、離散系、超離散系の関 係について議論するとともに、超離散系がもつ可能性について言及する。 --------------------------------- 共催: 青山学院大学 理工学会