青山学院大学 物理学科 コロキウム

2001年度 第8回

下記の通りコロキウムを企画致しました。講演者の方には、学生や分野の違う方にもわかるレベルから始めて下さるようにお願いしてあります。是非ともご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

なお、今後の予定については www.phys.aoyama.ac.jp/seminars/ を御覧下さい。 また理工学部キャンパスへの交通についてはwww.phys.aoyama.ac.jp/maps/を御覧下さい。
 

(世話人・羽田野 直道・学外からは03-5384-2642・学内からは23107)
(この連絡を定期的に受け取りたい方は世話人までご連絡下さい。)



講演者:常次 宏一 氏(筑波大学・物質工学系)

日時: 6月15日(金) 午後4時半から
場所: 青山学院大学 理工学部(世田谷キャンパス) 一号館 5階 1538号室

講演題目: 幾何学的にフラストレートした量子反強磁性体
要旨:フラストレートした構造をもつ格子上の反強磁性体が相転移 あるいはなんらかの長距離秩序を示すかどうかという問題は、 物性理論の長年にわたる難問である。ここでは、量子力学的な 揺らぎが相転移に及ぼす影響を、フラストレートした3次元構造 をもつパイロクロア格子について研究した結果を紹介する。


共催・青山学院大学 理工学会 物理学分科会