氏名
1970年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了 1970年 東京大学物性研究所助手 1976年 青山学院大学助教授 1982年 同大学教授 1996年 「Superconductivity in the Ladder Material Sr0.4Ca13.6Cu24O41.84」を発表 1997年 超伝導科学技術賞受賞 1998年 仁科記念賞受賞 2001年 「Superconductivity at 39K in Magnesium diboride」を発表 2001年 紫綬褒章受章 2002年 朝日賞受賞・超伝導科学技術賞受賞 2003年 Bernd T. Matthias賞受賞 2007年 日本結晶学会賞西川賞受賞 2007年 James C. McGroddy賞受賞 2012年 日本中性子科学会賞特別賞
現在は超伝導体や磁性体の研究が有名になっている秋光教授ですが、昔の教授自身の専攻は中性子回折法を用いた磁性体の研究でした。 超伝導の物質探索ではよく鼻が利くといわれ、今までに数多くの超伝導物質の発見に成功しました。その中には梯子格子系物質の中で唯一の超伝導物質であるSr0.4Ca13.6Cu24O41.84や金属間超伝導体としては最高の超伝導転移温度を有するMgB2などがあります。また磁性体においてもR2BaNiO5や軌道整列の研究で最先端の研究を行っています。 教授は研究だけでなく、教育活動にも非常に力を入れてられており、国立大や私立大に助教授や助手を多く排出した実績を持っています。