ARKは1台のファイルサーバ(noah)、4台のブートサーバ(arkwright1〜4)、64台のハードディスクを持たないクライアントコンピュータark001〜064)で(構成されています。64台のクライアントコンピュータはnetbootを用いてディスクレス・コンピュータとして動作します。
ここでは、netbootを利用したディスクレスクライアントの構築方法について簡単に説明します。ハードディスクを持たないコンピュータの起動には2種類の方法があります。
2の方法では、起動プログラムは非常に小さいので、ネットワークカード上のROMやBIOSのROMに起動プログラムを書き込むことができ、フロッピー・ディスクも必要なくなります（もちろんフロッピー・ディスクに起動プログラムをいれておいてもOKです）。
Printer spooler Terminal server X11 terminal Data logging system Network-Computer (NC)
Netbootは上記のように様々な用途に利用することができるが、基本的にはハードディスクを持たないコンピュータで利用されている。しかし、ハードディスクを持ったコンピュータでも、Netbootを使うことにより、通常使用しているは（ハードディスクにインストールしている）OSとは異なるOSをネットワークを介して使用したいときなどにも利用できます。現在Netbootを使用できるOSはLinuxとMS-DOSのみですが、近い将来Windows95, OS/2, FreeBSDなどもサポートされるでしょう。
Intelの8080や80286でも動作しますが、80386以上を推奨します。NetbootはDOSのパケットドライバを使用しており、ほとんどのネットワークカードで利用できます。
Netbootはどのような方法でブートしているのかを簡単に説明します。
ネットワークブートを行うPCは立ち上げ当初のIPアドレスの初期値は0.0.0.0となっています。PCは起動後すくに、ブートサーバーからbootpプロトコルによってIPアドレスを入手します。
NetbootはBOOTP, TFTPプロトコルを利用していますのでこれらのサーバーが必要となります。
Next you need a system which acts as the server. Because Netboot
uses the BOOTP and TFTP standard protocols this
server has to be able to understand those. It doesnｴt matter if
the server runs a UNIX like operating system or Windows-NT.
What does it cost? Nothing! Netboot is given away for free and covered by the GNU General Public Licence.
How does it work? In order to boot a computer without a hard
disk a bootrom is necessary, which gets plugged into a socket
on the network card. Netboot contains the full source code and
executable binaries for such a bootrom. After poweron this
bootrom queries a BOOTP server for the systemｴs network name and
boot image file name, which then gets loaded using the
TFTP protocol. This boot image file contains the operating system
which get executed by the bootrom after loading. Netboot
contains all necessary utilities to build such a boot image file
for Linux and MS-DOS.
BOOTPの設定
TFTPの設定